ヨガのシャヴァーサナ、いつも気持ちよくて寝てしまうんです。
ヨガのシャヴァーサナと睡眠は別のものなんです!
シャヴァーサナって何?
ヨガのクラスでは必ず行うシャヴァーサナ。
これって寝てもいいの?ヨガのポーズなの?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では、シャヴァーサナの意味や目的、やり方のコツなどを詳しく解説していきます。
シャヴァーサナのサンスクリット語での意味
シャヴァーサナは、サンスクリット語で「屍(しかばね)のポーズ」という意味です。ちなみにシャヴァーサナは英語で「Corpse Pose(死者のポーズ)」。
ちょっと怖いネーミングと思う方もいるかもしれませんが、名前から想像されるように、シャヴァーサナでは身体を完全にリラックスさせ、心身を静めることを目的としています。
言葉で言うと簡単ですが、シャヴァーサナはヨガのポーズの中で、最も難しく、習得するのが最後になるポーズと言われています。
身体の緊張、精神的なストレス・葛藤・執着を手放した状態、つまり物理的にも精神的にも解放された状態で横たわるシャヴァーサナは、実際には難しいはずです。
ヨガの1回の練習は1回分の人生という考え方もあります。
生まれて、最後のシャヴァーサナで屍となる。そして、シャヴァーサナから目覚める時は、新しく生まれ変わるのだそうです。
シャヴァーサナと睡眠の違い
シャヴァーサナと睡眠はどちらも横たわる点では共通していますが、大きな違いがあります。
シャヴァーサナ中は体は休まっていますが、意識はクリアに研ぎ澄まされていくような感覚です。
日常では中々味わえない独特の感覚なのですが、10分間で1時間の睡眠分に相当するとも!
まどろみつつも、意識がしっかりあるなんて、不思議な感覚。また、シャヴァーサナは内観しながら行うという特徴もあります。
シャヴァーサナを終えると、頭がすっきり!気持ちもすっきり!モヤモヤが晴れて、全てがリセットされたよう感じられ、これが好きでヨガにハマる人がいるほどです。
シャヴァーサナと瞑想の違い
シャヴァーサナはヨガの瞑想とよく似ていますが、ヨガの瞑想は意識を一点に集中させるのに対し、シャヴァーサナは身体のリラックスを重視します。
ただし、どちらも心身の安定と調和を促す点では共通しています。
シャヴァーサナの効果
ここからはシャヴァーサナの効果を3つ、ご紹介します。
- 頭が休まり、リラックスする
- 全身の疲労回復
- 自律神経が整う
ヨガのポーズ練習中に体を動かしたり、緩めたりを繰り返すことで、自律神経が整ってきます。さらに、最後に副交感神経優位なシャヴァーサナを行うことで、心身ともに深いリラックス状態になります。
ヨガの練習の最後に全てが統合され、整っていくのです。まさに究極のリラックス。
シャヴァーサナ中に寝落ちしてしまうことの理由
シャヴァーサナ中に眠くなり寝落ちしてしまうのは、身体や心が疲れている証拠かもしれません。疲労感や緊張が解けていく過程で眠気を感じやすくなります。
特に睡眠不足の時は寝てしまうことがあります。個人的な意見ですが、眠ってしまう時はそのまま眠ってしまってもいいと思います。体が睡眠を欲しているからです。
ただし、「シャヴァーサナで目を閉じる」=「寝る」というスイッチになってしまっている場合があります。
シャヴァーサナはヨガのポーズなので、やり方やコツがあり、練習が必要です。
正しいやり方を覚えて、少しづつ取り組み、シャヴァーサナの恩恵を受けましょう。
リラックスにおすすめのマグネシウム商品
いつもシャヴァーサナで眠ってしまう時は、日頃の睡眠や活動量を見直すきっかけ、気づきが得られたということかもしれません。
ここでは睡眠の質を上げるために、日常生活に取り入れやすい、マグネシウムの商品を2つご紹介します。
まずはマグネシウムバーム。
夜、足がつってしまう方には特におすすめ!
マグネシウムオイルスプレーは以前から使っていたのですが、少しピリピリするため、使える部位が限られていましたが、こちらは、顔や唇にも使えます!
顎の食いしばりが気になる方もいいかもしれません。個人的にはヨガの後に使うと、筋肉がリラックスするので軽くマッサージをしながら塗りこんでいます。トラベルサイズもあるので機内に持ち込み、リラックスと保湿を兼ねて使うことも。バームタイプなので、液体タイプのスプレーを異なり、機内への持ち込みが制限されていません。
こちらはお風呂に入れるタイプのマグネシウム。いわゆるエプソムソルトです。バスソルトとして使います。
ぬるめのお風呂にゆっくりと浸かると滝汗です。合わせて10分ほど、浸かるようにしています。お風呂上がりは体も頭もふわっと緩むような感覚があり、週に2-3回ほどエプソムソルトバスの日を作っています。
10kgサイズのものもありますが、大きすぎて使いにくいのでこの2.2kgの袋が使いやすいです。たっぷり入れるので、あっという間になくなってしまいます!
近年、筋肉を酷使するアスリートも取り入れているということで話題のマグネシウム商品。ヨガとの相性の良さも感じています。
ストレスが多い人はマグネシウムが不足しがちとも言われています。マグネシウムは経皮吸収と言って、皮膚から吸収されやすい特徴があるため、こういったものを日常生活に取り入れてみるのもいいかもしれません。
シャヴァーサナのやり方とコツ
ここからはシャヴァーサナの正しいやり方と、眠ってしまいそうな時に眠らないコツを解説します。
正しい姿勢と呼吸法
シャヴァーサナでは、仰向けに寝て全身をリラックスさせます。深い呼吸を行いながら、身体の緊張を解放していきましょう。
足は腰幅かマット幅に広げ、脇は少しスペースを開けます。
シャヴァーサナは最初に自分にとって快適な環境、体勢を整えることが成功への近道です。ブランケットを使ったり、空調を調節したり、薄手のクッションを枕にしてもいいでしょう。
また、トイレなど気になることは先に済ませておきましょう。
シャヴァーサナ中に寝落ちしないためのコツ
もしシャヴァーサナ中に寝落ちしてしまいそうになったら、まず自分の呼吸に意識を向けてみます。
吸って、吐いての呼吸、そのささやかの音に耳を澄ませてみたり、呼吸による体の動きに意識を向けてみたり。
何か一つ、自分が意識を向けるものを決めるのが寝落ちをしないコツです。
頭の中が忙しくなってしまう時も同様、今の呼吸を観察していきましょう。身体の内側に広がるリラックスしていくような感覚に意識を向けてもいいです。
そのうち慣れていきますので、淡々とやってみるのがポイントです。
シャヴァーサナの実践例
シャヴァーサナを行うベストなタイミング
シャヴァーサナはヨガの最後に行うことが多いですが、ストレスを感じたときや眠れないときなど、リラックスが必要なタイミングでも効果的です。毎日の練習でも取り入れると良いでしょう。
自宅で行うときはタイマーなどをかけて行うのもおすすめ。10分程度行うと効果的です。
ヨガクラスでのシャヴァーサナの取り入れ方
ヨガクラスでは、最後にシャヴァーサナを取り入れることが一般的です。
一方、シヴァナンダヨガのように冒頭や、ポーズとポーズの間にシャヴァーサナをする流派もあります。
インストラクターのガイドに従いながら、心身をリフレッシュさせましょう。
シャヴァーサナをリードするヨガインストラクターは、声の出し方や話すスピードを意識してみてください。自分が今まで体験してきた心地よいシャヴァーサナが参考になるはずです。
まとめ
いかかでしたか?身体と心を整え、リラックスできるシャヴァーサナ。ヨガクラスで行う時の参考になれば幸いです。
ご自宅では、身体や心が疲れた時に行ってみるのもいいでしょう。是非、効果的なシャヴァーサナと共に、ヨガを楽しんでください!