アーユルヴェーダの季節ごとの過ごし方とは
アーユルヴェーダは、季節もドーシャによって分け、自然のリズムに合う過ごし方を提案しています。
※ドーシャについてはこちらを参照
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季節によって、対応するドーシャの特徴が強まるので、自分のドーシャと合わせて日常の過ごし方に生かすと良いとされています。
アーユルヴェーダ的「春」の過ごし方
アーユルヴェーダにおいて、「春」はカパの質が強まります。
カパ特徴は、安定感、重さ、そしてなめらかさ。
様々な植物がみずみずしい季節。食べ物がのっている状態です。まだ肌寒い日もありますので、体を動かしましょう。
軽く汗をかく程度の運動で、重くなりがちな体が目覚めます。
朝に体を動かすのが特におすすめ!ヨガの太陽礼拝や軽いジョギングが適しています。
食事は、油っぽいもの、乾いたものを避けます。菜の花、たけのこ、蕗のとうなど、旬の春野菜がおすすめ。
カパ体質が強い人は体調を崩しやすいので気をつけましょう。
心身ともに「デトックス」がキーワードなので、断捨離も効果的!
アーユルヴェーダ的「夏」の過ごし方
アーユルヴェーダにおいて、「夏」はピッタの質が強まります。
熱や火を象徴するピッタ。
近年は特に暑い日が多いので、水辺や木陰で涼む時間もとても大切。
食欲が低下しがちで消化力が落ちやすいです。辛すぎ、しょっぱ過ぎ、酸っぱすぎな食べ物はできるだけ避けましょう。
もちろん、時々楽しむのはOK!
そんな時は体を冷やす、生のフルーツやサラダも取り入れて。キュウリ、メロン、ミント、ココナッツなどの食材が効果的です。
ピッタ体質が強い人は体に熱を溜めやすく、体調を崩しやすいので気をつけましょう。
心身ともに「クールダウン」がキーワードです。熱くなった頭を冷やすために、バカンスをとって、ぼーっと過ごすのもおすすめ!
アーユルヴェーダ的「秋」&「冬」の過ごし方
アーユルヴェーダにおいて、「秋」&「冬」はヴァータの質が強まります。
冷たさ、軽さ、乾燥が特徴のヴァータ。
身体を外からも内からも温める生活を心がけます。
食べ物は、油分が適度に含まれたもの、温かいもの、重さがあるものを。
生のサラダやフルーツを食べたい時は、体が冷えないように、生姜やネギなど体を温めるものと組み合わせてみてください。
そして、睡眠時間をしっかりとりましょう。
ヴァータ体質が強い人は冷えに弱いため、体調を崩しやすいので気をつけます。
心身ともに「ポカポカ」がキーワードです。親しい人と、静かにお鍋を囲んだり。暖かい毛布にくるまってほっこりしたり。
心も体もゆるっと過ごす時間を作ってみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
自然のリズムに調和していくと、心も体も整いやすくなります。
慌ただしい毎日の中で、ふと自分の生活を見直すきっかけにしてみてくださいね。
今日も1日に健やかに過ごしましょう