ヨガとピラティスって似ているけれど、何が違うの？
ヨガとピラティスの違いは？
実際、多くの人がヨガとピラティスを混同してしまい、それぞれの特徴や効果の違いを理解できていないことがあります。
こちらの記事では、自分にはどちらが向いているのか判断の一つとなるようにその違いを簡単に説明します。
それぞれの歴史
ヨガの歴史
諸説ありますが、ヨガは数千年前にインダス文明の時代、インドにて発祥。その後、BC3-5世紀くらいにヨガの基礎となる経典「ヨーガ・スートラ」が作られました。そこから長い年月を経て、洗練・発展していき、経典「ハタヨーガ・プラディーピカー」がAD1200-1600位に完成。それにより、ヨガのポーズをとったり、呼吸法を練習したりという現代ヨガの基礎ができました。
ピラティスの歴史
一方、ピラティスはドイツ人のジョセフ・ピラティスによって考案されたシステム。20世紀初頭、戦時中に負傷した兵士のリハビリのため、ベッドを改造しスプリングの抵抗を使い、兵士の体を鍛えました。これは現在、マシンピラティスで使われている器具の元祖です。ピラティスは、ダンス、武術、ヨガ、体操、バレエなどの動きも取り入れています。
歴史が全然違うんだね。でもヨガと似ている理由が少しわかった気がする！
そうなんです。でも目的が違うんですね！もう少し見ていきましょう。
それぞれの目的
ヨガの目的
ヨガの本来の目的は「心を整える」ことです。それには、当然健やかな体が必要！ということで、そのためにポーズの練習や呼吸法、瞑想を行います。
ピラティスの目的
ピラティスはインナーマッスル、特に背中と体幹を安定させる筋肉を鍛えて姿勢をよくしたり、可動域が上がり、運動パフォーマンスの向上にも繋がります。
ヨガとピラティス、どっちがいいのか
それで、結局自分にはどっちが向いているんだろう？？
そうですね。一概には言えないのですが、参考になるように下記にまとめました！
- リラックスしたいなら・・・ヨガ
- 怪我をしているなら・・・ピラティス
- 集中力を高めたいなら・・・ヨガ
- 痩せたいなら・・・ピラティス
ヨガとピラティス、どっちがいいのか
自分に合った方を選んでまずは色々なクラスを体験してみてください。一見同じようなポーズを取っていても、実際やってみるとその違いが明確にわかるはずです。
まずはその一歩を踏み出すところから！自分に合った健康習慣を無理なく見つけて、続けていきましょう。
\\\↓こちらリラックスしたい方におすすめ。お風呂に入れると筋肉の張りがやわらぐのでヨガやピラティス後に///
